こんにちは👋😃

絵本を描きました📖✏️

切ないストーリーです。それでも良かったら読んでみて下さい🙇

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【 🕊️ママの髪止め🕊️ 】

ぼくは犬です。

優しい大好きなママといつも一緒だよ。

ママとぼくしか知らない秘密の場所に

ブランコを作ったんだ。

毎日ママの膝に乗って こいで貰うのが

大好きなんだ。

ママとぼくしか知らない秘密の場所で

二人で寝転がりながら

沢山お話しをしたりお昼寝をしたり

夜なんかは星空を眺めたりするのが

大好きなんだ。

ママはぼくの大好きなパンケーキも

毎日焼いてくれるんだ。

今日もパンケーキを作るのに

お買い物に行ったよ。

ぼくは絵本を読みながら

ママの帰りを待っているんだ。

でも今日は随分と帰って来ない。

絵本も5冊も読んじゃったし

お腹もペコペコ。

ぼくはいつの間にか眠ってしまい

気が付いたら朝になっていたよ。

隣には大好きなママは居ない。

次の日もまた次の日もママは居ない。

きっとパンケーキの材料が見つからないん

だ。

寂しい気持ちになって涙が溢れるけど

ぼくはママの匂いのカーディガンに

くるまってママの帰りを良い子にして

待っているんだ。

ドアをノックする音が聞こえた！

大好きなママが帰って来たに違いない！

慌ててドアを開けた！

でもそこには黒猫が居てこう話すんだ。

🙀「ぼくは危険な目にあって、女の人に助けてもらった。目を覚ました時にはもう居なくて…。

隣には🕊️綺麗な鳥の髪止め🕊️ が落ちていた。お礼が言いたくてこの髪止めを頼りに女の人を探しているんだ。」

「この髪止めは🕊️ぼくのママのものだ」

黒猫は改めてお礼に来ると帰って行った。

ママは黒猫を助けた後で

少し疲れてきっと秘密の場所で休んでいるんだ。

ぼくは髪止め🕊️を握りしめて秘密の場所へ走った。

何も食べてないから上手く走れないけど、それでも走ったんだ。

一生懸命に探したけど

大好きなママの姿が見つからない。

ぼくは疲れきってもう体が動かなくなって視界も何だかぼやけ始めた。

その時、握りしめていた髪止め🕊️が光輝いてぼくの手からすり抜けた。

ぼくの体が軽くなって、ママの髪止めの鳥🕊️を追いかけた。

天高く。

ママだ‼️

ぼくは両手を広げるママの胸に飛び込んだ

ママは何度も「ごめんね」って泣いているけど、ぼくは責めたりなんかしないよ！

だって大好きなママに会えたんだから！

二人は泣きながらも 笑顔で

いつまでも抱きしめ合いました。

もう離ればなれになる事のない世界で。

おしまい。

お読み下さりありがとうございました

😆💕✨