「銀河鉄道の夜」宮沢賢治
私が子供の頃に凄く衝撃を受けた作品なのです。
独特の世界観が誠に美しいのに節々にゾッとする現実感があり、今もなお度々惹き込まれてゆくのです。
だけれどもふとした瞬間にあの人の言う
「ほんとうのさいわい」に未だに考え込んでしまうのです。
あの人の辿り着いたものは「本当の幸せのためには自分を犠牲にしてもよい」なのだろうか?
カムパネルラは「ほんとうにいいことをしたら一番の幸せなんだね」と言う。
しかしながらカムパネルラの命と引きかえに生かされたザネリは何を思うだろう?
彼は生かされた命が終わる時まで癒えない傷を背負うのだろうか。
ねぇヤマちゃん。
ママは結局の所やはり「ほんとうのさいわい」はこの瞬間も分からないや。
読んで下さりありがとうございました
😆💕✨